最年少藤井四段、無敗で26連勝 最多タイにあと2勝 

名人戦順位戦で瀬川晶司五段(手前)と対局する藤井聡太四段=15日午前、大阪市の関西将棋会館

 将棋の最年少プロ棋士、藤井聡太四段(14)は15日、大阪市の関西将棋会館で指された名人戦の順位戦C級2組で瀬川晶司五段(47)を破り、自身の歴代単独2位の公式戦連勝記録を「26」に更新した。

 歴代1位は神谷広志八段(56)が1987年に達成した28。大きな注目を集める中学生棋士が、昨年12月のデビューから無敗のまま、将棋界の大記録にあと2勝とした。

 次回の対局は17日、朝日杯オープン戦1次予選でアマチュアの藤岡隼太さん(19)と対戦する。藤岡さんは今年の学生名人。

 4月4日には公式戦の新記録となるデビュー後11連勝を達成。自身の記録を更新し続けている。


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