思いやり予算映画第2弾 トランプ米国ツアーも 

映画「ザ・思いやりパート2」の一場面

 「思いやり予算」と呼ばれる日本が負担する在日米軍駐留経費を問う映画「ザ・思いやり」の第2弾「ザ・思いやりパート2」の完成プレ上映会とリラン・バクレー監督の講演会が17日午後1時から、東京都新宿区新宿2の11の7、富士国際旅行社で開かれる。

 「希望と行動編」とサブタイトルの付いたパート2は、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設問題や、米軍機の爆音対策の実態などをバクレー監督が突撃取材。鋭く、コミカルに思いやり予算という税金の使われ方を問う。監督は、神奈川県内で英会話学校を経営し、米軍厚木基地近くで暮らしている。事前予約制で定員40人。参加費千円。

 また、憲法をテーマにした一人芝居などで知られる芸人の松元ヒロさんとバクレー監督と一緒にトランプ政権下の米国を旅する「トランプ政権のアメリカへ希望を探しに行く旅」の参加者も募集している。

 バクレー監督が「トランプ政権の米国」を描く新作映画のロケを兼ねており、トランプ米大統領の支持者や民主党支持者、全米ライフル協会(NRA)、退役軍人の平和活動家などと交流する。旅行期間は8月21~28日で定員30人。旅行代金は36万5千円。別途燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)が必要。

 問い合わせは富士国際旅行社、電話03(3357)3377。


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