東証、円高警戒で51円安 2週間ぶり安値 

日経平均株価を示すボードの前を歩く人々=15日、東京都内(AP=共同)

 15日の東京株式市場で日経平均株価(225種)は続落した。終値は前日比51円70銭安の1万9831円82銭と、約2週間ぶりの安値をつけた。外国為替市場の円高を警戒した売り注文が優勢となり、下げ幅は一時100円を超えた。内需株の一角が買われ、朝方は上昇する場面もあった。

 東証株価指数(TOPIX)は3・68ポイント安の1588・09。出来高は約18億8100万株。

 米国景気の先行き不安が浮上し、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げペースが鈍るとの観測から、ドルを売って円を買う動きが強まった。


  • LINEで送る