2017年6月15日 11:19 | 無料公開
西野勝義氏
トヨタ自動車労働組合の鶴岡光行委員長が退き、西野勝義副委員長が委員長に就く方向となったことが15日、分かった。委員長交代は2006年以来、11年ぶり。鶴岡氏の在任期間は歴代最長で、体制刷新が必要と判断したとみられる。
西野氏は、鶴岡氏と同じく生産現場の出身。7月に組合員による選挙を実施し、9月1日付で正式に就任する。鶴岡氏は、トヨタ労組の上部団体である全トヨタ労働組合連合会の役員に就く見通しだ。
トヨタ労組の組合員は約6万8千人で、国内製造業のトップ企業の労組として、春闘相場のリード役になる。