加計学園、14文書が存在 「官邸の最高レベル」文科省公表 

加計学園の獣医学部新設計画を巡る問題で民進党が入手した文書

 政府の国家戦略特区制度を活用した学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医学部新設計画を巡り、「総理の意向」「官邸の最高レベルが言っていること」などと書かれた記録文書について、文部科学省は14文書が省内に存在していたとの再調査結果をまとめた。松野博一文科相は15日午後、記者会見して結果を公表、「大変申し訳なく、結果を真摯に受け止める」と陳謝した。これを受け、山本幸三地方創生担当相は特区を担当する内閣府としても、再調査を検討していることを記者団に明らかにした。

 最初のずさんな調査で文書の存在を確認できなかったとした文科省の姿勢が改めて問われそうだ。


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