ユネスコ、みなかみと祖母山登録 エコパーク国内9地域に 

山岳地帯「祖母・傾・大崩」のエコパーク登録決定で拍手する議長団=14日、パリのユネスコ本部(共同)

 国連教育科学文化機関(ユネスコ)は14日、群馬、新潟両県の利根川源流域「みなかみ」と、大分、宮崎両県にまたがる山岳地帯「祖母・傾・大崩」の2地域を生物圏保存地域「エコパーク」に登録することを決めた。パリで開いた国際会合で、事前審査に当たった諮問委員会の勧告通り登録を承認した。

 日本ではこれまでに「白山」(富山、石川、福井、岐阜)や「南アルプス」(山梨、長野、静岡)、「屋久島・口永良部島」(鹿児島)など7地域が登録済みで、今回の決定で計9地域になった。登録により、地域のイメージ向上や国際的な情報発信につながると期待される。


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