2017年6月14日 17:56 | 無料公開
ダイハツ工業の社長に就任した奥平総一郎氏(61)が14日までに共同通信のインタビューに応じ、海外での開発や生産の拡大に向け、親会社であるトヨタ自動車のタイの拠点の活用を検討する考えを明らかにした。これまでインドネシアやマレーシアに進出してきたが、新たな候補先にタイを挙げ、小型車開発などに意欲を示した。 ダイハツは昨年トヨタの完全子会社となっており、奥平氏はトヨタの専務役員などを経て今月8日付で就任した。 奥平氏は、ダイハツが開発する車の年間生産を2025年度に世界で250万台に引き上げる目標の達成のため、海外事業の強化が欠かせないと強調した。