2017年6月14日 12:28 | 無料公開
中国電力の担当者(右)にボーリング調査の中止などを申し入れる住民=14日午前、広島市
中国電力(広島市)が山口県上関町で進める上関原発計画で、追加の地質調査の実施を明らかにしたことを受け、「原発に反対する上関町民の会」など3団体が14日、調査中止などを求め中国電に申し入れた。
ボーリング調査の中止のほか、調査により環境にかかる負荷の予測と公表を求めている。対応した中国電の担当者は「原発の安全性を高めるために行うもので、中止は考えていない」と回答した。
中国電は5月、建設予定地にある断層のボーリング調査をすると発表。今月から1年間の予定で実施する。