北朝鮮発電施設19年完成か 中国が建設協力、米大分析サイト 

 【ワシントン共同】米ジョンズ・ホプキンズ大の北朝鮮分析サイト「38ノース」は13日、商業衛星写真に基づき、北朝鮮と中国が国境沿いの河川に共同建設している発電施設が2019~20年に完成するとの分析を明らかにした。

 現場は中国吉林省と北朝鮮慈江道が隣接する区域。38ノースは、慈江道には北朝鮮の軍事施設が集中しており、民間用以外に軍事施設に電力供給されれば、国連安全保障理事会の制裁決議に「違反する可能性がある」と指摘している。

 38ノースによると、中国と北朝鮮は10年に発電施設建設で合意。今年5月8日に撮影された衛星写真では、ダムの一部が完成していた。


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