北朝鮮、拘束の米国人学生を解放 「敵対行為」として懲役15年 

 【ワシントン共同】ティラーソン米国務長官は13日声明を発表し、北朝鮮に拘束された米バージニア大の学生オットー・ワームビア氏が解放されたと明らかにした。

 ワームビア氏は、北朝鮮に対する「敵対行為」を行ったとして2016年1月に拘束され、同年3月に北朝鮮の最高裁から国家転覆陰謀罪で15年の労働教化刑(懲役刑に相当)の判決を言い渡された。

 北朝鮮の平壌には、トランプ米大統領と親交のある米プロバスケットボールNBAの元スター選手、デニス・ロッドマン氏が13日から訪問しているが、今回の解放との関連は明らかではない。


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