パンダの赤ちゃん、母乳ごくごく 上野動物園、シンシン子育て順調 

右手で出産した赤ちゃんを抱くジャイアントパンダの母親シンシン。室内に設置した赤外線カメラで撮影した=13日、東京・上野動物園(東京動物園協会提供)

 上野動物園(東京都台東区)は13日、誕生から丸1日が過ぎたジャイアントパンダの赤ちゃんと母親のシンシン(11歳)について「赤ちゃんは母乳を飲み始めており、シンシンも安定した子育てができている」と順調な状況を明らかにした。

 動物園によると、シンシンは寝転がりながら前足で抱いたり、座って体をなめたりして赤ちゃんの世話をしている。赤ちゃんがシンシンの乳首に吸い付く姿が定期的に見られ、おなかをすかせて鳴く様子もないため、母乳が飲めていると判断しているという。

 金子教育普及課長は「前回に比べ、赤ちゃんの様子に応じたケアができている」とシンシンの母親ぶりを評価した。


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