日本、環境技術を中国に売り込み 6年ぶり開催、40社出展 

北京で始まった「日中グリーンエキスポ」=13日(共同)

 【北京共同】日本と中国の経済団体が共催する環境技術展「日中グリーンエキスポ」が13日、北京で始まった。前回は2011年に開いたが、その後は沖縄県・尖閣諸島を巡る日中関係の悪化などで中断し、6年ぶりの開催となる。中国政府が環境対策を強化する中、日本企業約40社が出展し、中国市場に独自技術を売り込む。

 日本の経団連や中国の経済団体・中国国際貿易促進委員会などが共催。日立製作所や三菱重工業、東レなどが出展した。

 グリーンエキスポは11年に北京で初めて開催。12年は上海で開く予定だったが、尖閣国有化による日中関係の悪化で開催前日に急きょ中止が決まった。


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