東芝に430億円賠償請求 海外の機関投資家 

 経営再建中の東芝は13日、不正会計問題で株価が下落し損害を被ったとして、海外の機関投資家などから約計438億円の賠償請求を受けたと発表した。同様の訴訟は26件となり、請求された賠償請求の合計額は約1084億円となった。

 東芝によると、米銀行大手バンク・オブ・ニューヨーク・メロン(BNYメロン)を含む約70の機関投資家などが4月3日に東京地裁に提訴した。

 東芝は独自に想定した今回の賠償金額を2017年3月期決算に損失として引き当てるとした。


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