熱中症搬送は596人 5~11日、梅雨入りで大幅減 

 総務省消防庁は13日、5~11日の1週間に596人が熱中症の症状で搬送されたとの速報値を発表した。死亡した人はいなかった。梅雨入りで気温が上がらなかった地域が多く、前週の1086人から490人減った。

 集計によると、3週間以上の入院が必要な重症は11人、短期の入院が必要な中等症は180人だった。65歳以上の高齢者は43・5%を占めた。

 都道府県別では、沖縄の49人が最も多く、次いで埼玉と兵庫の40人だった。

 消防庁は、小まめな水分補給など予防策を取るよう呼び掛けている。


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