5年間でカフェイン中毒3人死亡 100人搬送、日本中毒学会 

 カフェインを多量に含む眠気防止薬や「エナジードリンク」などの清涼飲料水の急性中毒で、2011年度からの5年間に少なくとも101人が救急搬送され、7人が心停止となり、うち3人が死亡したことが13日、日本中毒学会の調査で分かった。15年に死亡例が判明したことなどを背景とした初の全国調査。

 調査は、全国の救急医療機関38施設を対象に、11~15年度に救急搬送されカフェイン中毒と判明した人を集計。患者は13年度から急増しており、97人は眠気防止薬を服用。コーヒーやエナジードリンクをあわせて飲んだ人もいた。エナジードリンクだけの中毒は4人だった。


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