上野の赤ちゃんパンダ元気に鳴く 乳首に吸い付く様子も 

赤ちゃんパンダの誕生から一夜明け、取材に応じる上野動物園の福田豊園長=13日午前、東京都台東区

 上野動物園(東京都台東区)は13日、誕生から一夜明けたジャイアントパンダの雌シンシン(11歳)の赤ちゃんについて「元気な鳴き声を上げており昨夜、4、5回母親の乳首に吸い付く様子が確認できた」と明らかにした。

 福田豊園長によると、シンシンは飲まず食わずで、ほとんど寝ていないので疲れた様子はあるが、赤ちゃんを気遣い、胸に抱いて温めている。赤ちゃんが母乳を飲んでいるかは確認できていない。

 シンシンが抱き続けているため、赤ちゃんの性別や正確な体重は調べられていない。今回は双子ではなく1頭のみの出産と判断したという。


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