2017年6月12日 20:30 | 無料公開
上野動物園のジャイアントパンダ、シンシン(公財・東京動物園協会提供)
上野動物園(東京都台東区)は12日、飼育するジャイアントパンダの雌シンシン(11歳)が赤ちゃんを出産したと発表した。上野動物園でのパンダ誕生は2012年以来5年ぶり。性別は不明で、動物園は「母子共に健康」としている。
上野動物園によると、10日夕からシンシンがパンダ舎室内を落ち着きなく歩き回ったため、11日から24時間態勢で観察。12日午前11時前に破水し、午前11時52分に赤ちゃんが「ギャーギャー」と産声を上げた。
赤ちゃんの体重は映像などから平均に当たる150グラム程度とみられる。今後、母子の状況を見定めながら、半年後をめどに公開を検討する。