上野のパンダが5年ぶり出産 性別不明、母子共に健康 

上野動物園のジャイアントパンダ、シンシン(公財・東京動物園協会提供)

 上野動物園(東京都台東区)は12日、飼育するジャイアントパンダの雌シンシン(11歳)が赤ちゃんを出産したと発表した。上野動物園でのパンダ誕生は2012年以来5年ぶり。性別は不明で、動物園は「母子共に健康」としている。

 上野動物園によると、10日夕からシンシンがパンダ舎室内を落ち着きなく歩き回ったため、11日から24時間態勢で観察。12日午前11時前に破水し、午前11時52分に赤ちゃんが「ギャーギャー」と産声を上げた。

 赤ちゃんの体重は映像などから平均に当たる150グラム程度とみられる。今後、母子の状況を見定めながら、半年後をめどに公開を検討する。


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