高浜原発3号機がフル稼働 来月4日にも営業運転 

 関西電力が再稼働させた高浜原発3号機(福井県高浜町)は11日、出力がフル稼働の状態になった。出力を保ちながら運転し、7月3、4の両日に受ける原子力規制委員会の最終検査で問題がなければ、本格的な営業運転に移行する。

 高浜3号機は今月6日に原子炉を起動し、9日から発電と送電を開始。冷却水に含まれるホウ素濃度を低下させて原子炉の出力を上昇、タービンへの蒸気量を増やして発電機の出力を段階的に上げてきた。

 原子炉にはプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料24体を含む157体の燃料集合体が入っており、プルサーマル発電を実施。


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