クウェートが仲介表明 カタール断交問題 

 【カイロ共同】サウジアラビアなどアラブ諸国がペルシャ湾岸のカタールと断交した問題で、クウェートのサバハ・ハリド外相は11日「断絶を修復」するためにクウェートが尽力するとの声明を発表した。国営通信が伝えた。クウェートはサウジとカタールの双方が加盟する湾岸協力会議(GCC)の一員。仲介表明は5日の断交発表後、初めての実質的な動きだ。

 声明は「解決策を見いだすまでクウェートはあきらめない」と強調し、カタール側にも協力の用意があると指摘した。ただ、具体的な和解案は示さなかった。


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