震災復興の東北絆まつりが最終日 仙台中心部をパレード 

 東日本大震災からの復興を願い仙台市で開かれた東北絆まつりは11日、最終日を迎え、東北6県を代表する祭りの踊り子らが市の中心部約1・1キロをパレード。2011年3月11日の震災当日に生まれた子どもらが出発式で「六つのお祭りの熱気に胸がどきどきしています。輝く命に感謝しながら手と手をつなぎましょう」と宣言した。

 赤や水色の衣装の総勢約1200人の踊り子たち。笛や太鼓に合わせ、仙台七夕まつり、山形花笠まつり、盛岡さんさ踊りが披露され、福島わらじまつり、青森ねぶた祭と続いた。トリを飾った秋田竿灯まつりでは、高さ12メートルの竿灯を自在に操る姿に歓声が上がった。


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