2017年6月8日 16:26 | 無料公開
ホンダは8日、一定の条件下で人が操作に関与しない完全自動運転の技術を、2025年をめどに実現させる方針を発表した。自動運転に関する国際的な基準で、一切の制限がない最高の「レベル5」に次ぐ「レベル4」の技術を目指し、開発を加速する。 八郷隆弘社長が栃木県内の四輪研究所で開いた説明会で「25年ごろをめどに技術的に確立したい」との考えを表明した。20年に高速道路での自動運転の実用化を目標にしており「その後、一般道に拡大する」と述べた。 ホンダの現在の技術はハンドルとアクセル、ブレーキ操作のいずれかを自動で行う「レベル1」にある。