都議会閉会、いざ対決へ 小池氏と自民、批判強め 

東京都議会の本会議終了後、議員懇談会であいさつする小池百合子知事=7日午後

 東京都議選前の最後となる都議会定例会が7日閉会し、現職の立候補予定者らは各選挙区に散って事実上の選挙戦が始まった。小池百合子知事と自民党の幹部らも候補者の応援に駆け付け、受動喫煙防止対策や豊洲市場の移転問題などで「決められない」と応酬し、対決姿勢を強めた。

 小池氏は7日夜、「都民ファーストの会」の新人の公認立候補予定者と共に街頭演説。「(党本部では健康増進法改正案を)決められないのに、選挙目当てで条例をつくると言っている党がある」と自民を批判した。

 自民党の下村博文幹事長代行(都連会長)は、「(小池氏は)豊洲市場への移転を決められない」と指摘した。


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