2017年6月7日 17:31 | 無料公開
与野党は7日の参院法務委員会理事懇談会で、「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ「テロ等準備罪」を新設する組織犯罪処罰法改正案について、8日の法務委での審議再開で合意した。秋野公造委員長の解任決議案が否決されたため野党側が受け入れた。与党は来週中の成立をにらみ、質疑時間の積み上げを図る。野党4党は党首会談を8日午前に国会内で開催。内閣不信任決議案や金田勝年法相への問責決議案提出など、終盤国会対応を協議する。 参院での審議時間は、参考人質疑を除いて約10時間で、8日の法務委では6時間の質疑を行う予定。8日の質疑が終われば、衆院法務委の審議時間の半分超となる計算。