国立大、大半が中期目標達成 2校に改善事項 

 文部科学省の国立大学法人評価委員会は6日、国立大と大学共同利用機関計90法人が立てた運営や研究に関する中期目標・計画に対し、第2期目標期間である2010~15年度の達成状況を公表した。各項目で大半の法人が積極的な評価を受けた一方、業務運営では、大学病院で医療事故が相次いだ群馬大と、付属高で発生したいじめの対応に問題があった東京学芸大が最低評価で、改善が求められた。

 文科省は評価結果を、来年度の国立大学法人運営費交付金の配分に反映させる。


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