2017年6月6日 11:56 | 無料公開
【ワシントン共同】米ネットメディア「インターセプト」は5日、ロシア情報機関が昨年の米大統領選直前に選挙システムへの侵入を狙い、サイバー攻撃を仕掛けていたとする米国家安全保障局(NSA)の極秘報告書の内容を伝えた。米司法省は同日、機密漏えいの容疑で政府契約職員の女(25)が訴追されたと発表。極秘文書をメディアに提供したと報じられている。 米情報機関は今年1月、ロシア政府によるサイバー攻撃を使った大統領選干渉疑惑で投票操作自体はなかったと発表したが、データをつかさどる選挙システムが標的になっていた可能性が明らかになったことで、波紋が広がりそうだ。