護岸工事進む沖縄・辺野古で熱戦 豊漁願うハーレー大会 

沖縄県名護市辺野古で開かれたハーレー大会=4日午後

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先で護岸埋め立て工事が進む名護市辺野古で4日、竜をかたどった手こぎ船の速さを競うハーレー大会があり、地元住民や米軍関係者らが熱戦を繰り広げた。

 航海の安全や豊漁を祈願する大会には、地区内外の38チームが参加した。鐘の音に合わせて力強く水をかき、勢い良く進んだ。政府は4月25日に近くの海域で、埋め立て工事に着手している。

 地元の許田正昌さん(80)は「埋め立てが順調に進んだとしても来年以降もこうした伝統行事は続けてほしい」と話した。


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