北ア立山、小型機の4人全員死亡 山中に墜落 

捜索のため、小型機が墜落した富山県立山町の山中に向かう富山県警の山岳警備隊員=4日午前4時26分

 富山県立山町の北アルプス・立山連峰の山中に、長野県の男性4人が乗った小型機が墜落した事故で、富山県警や自衛隊などは4日早朝、捜索を再開、午前5時すぎ、小型機を発見した。同9時45分ごろにヘリコプターで4人を収容、富山市内の病院に搬送したが、全員の死亡が確認された。運輸安全委員会は航空事故調査官2人を現地に派遣した。

 富山県警などによると、小型機は3日午後2時23分に富山空港を離陸し、長野県の松本空港に向かっていた。小型機を所有する新中央航空(茨城県龍ケ崎市)によると、飛行は操縦免許を取得している男性の訓練を目的としていた。県警は全員の身元を特定した。


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