2017年6月3日 16:49 | 無料公開
鵜匠(左)が操るウの動きを見物する屋形船の客たち=愛媛県大洲市の肱川
愛媛県大洲市の清流、肱川に鵜飼いシーズンが到来した。1957年6月に観光事業化されてから60周年を迎え、5日には各地の鵜飼い関係者が観光課題などを話し合う第22回全国鵜飼サミット大洲大会も開かれる。
夕方、屋形船に乗り込んでゆったりと川下りを楽しみ、川魚の弁当を食べ終えたころには夕暮れ。かがり火を燃やしたウ舟が現れ、いよいよ鵜飼いのスタートだ。
各10人前後の客を乗せた2隻の屋形船が、5羽のウを操るウ舟を挟んで並走。ウたちが次々に潜り、アユをくわえて浮上すると歓声が上がる。