本願寺派門主が法要終え会見 「新しい寺の在り方示す」 

 浄土真宗本願寺派の門主就任を広く伝える伝灯奉告法要が5月末で終わったことを受け、大谷光淳門主(39)が2日、本山の西本願寺(京都市下京区)で記者会見を開き、「新しい時代の教えの伝え方やお寺の在り方などを示していきたい」などと抱負を述べた。

 光淳門主は「門徒の方々が笑顔で手を振ってくださる様子が印象的だった」と振り返った。また、原発事故や、紛争が相次ぐ世界情勢にも触れ、「一人一人が安心して生きていける状況をみんなでつくっていくことが大切」と話した。

 伝灯奉告法要は昨年10月から始まり、約15万人が参拝した。


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