2017年6月1日 11:26 | 無料公開
共産党は1日、天皇陛下の退位を実現する政府の特例法案の修正案を、衆院議院運営委員会の理事会で提出した。天皇の象徴としての行為の全てを肯定的に評価することはできないとの立場から、特例法案から陛下の活動に言及した部分を削除した。 修正案では、特例法案1条にある「国事行為のほか、全国各地へのご訪問、被災地のお見舞いをはじめとする」との文言を削除。国民は「天皇陛下のお気持ちを理解し、これに共感している」との表現を「天皇陛下の退位について理解を示している」と見直した。 共産党は修正案が否決された場合、原案に賛成する方針だ。