自民・若狭氏が離党届 小池氏側支援へけじめ 

離党届を提出後、取材に応じる自民党の若狭勝衆院議員=31日午後、東京・永田町の党本部

 自民党の若狭勝衆院議員(東京10区)は31日、二階俊博幹事長に離党届を提出した。7月の東京都議選で、小池百合子都知事が事実上率いる地域政党「都民ファーストの会」を支援する考えを示し「けじめをつけたい」と伝えた。二階氏は「預かる」と述べた。

 この後、若狭氏は党本部で記者団に、離党届を提出したことについて「(周囲から)あいまいな形はひきょうだと言われた」と説明した。議員辞職は否定した。若狭氏は29日に自身の処分を執行部に委ねる「進退伺」を提出していた。

 若狭氏は小池氏に近く、昨年夏の都知事選で自民党方針に反して小池氏を応援した。


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