中国卓球女子監督を停職に 賭博報道で、帰国命令 

中国卓球女子ナショナルチームの孔令輝監督=4月、中国江蘇省無錫(共同)

 【北京共同】中国卓球協会は30日、賭博に関与したとの一部報道を受けて、中国卓球女子ナショナルチームの孔令輝監督を停職処分にしたと発表した。孔氏はドイツで開催中の世界選手権に参加しているが、即座に帰国させ、詳しく調査する方針だという。

 29日の香港メディアの報道によると、孔氏は2015年2月、シンガポールのカジノで賭博資金として100万シンガポールドル(約8千万円)を借り入れた。その後、約半分しか返済しておらず、カジノ側が香港の裁判所で返済を求める訴訟を起こした。

 孔氏は、自身の短文投稿サイト「微博」で「自分は横で見ていただけだ」などと釈明した。


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