厚労省、午後8時一斉消灯実施へ 7月28日、働き方改革で 

 厚生労働省は29日、入居する中央合同庁舎第5号館を午後8時に一斉消灯する取り組みを、同じ庁舎に入る環境省も参加して7月28日(金)に実施すると発表した。毎年少なくとも1回行う方針で、働き方改革の所管省庁として象徴的な取り組みにしたい考えだ。

 実施日は完全消灯し、部屋を施錠する。厚労省は、職員1人当たりの国会答弁回数や質問主意書件数が他省庁と比べて多く、長時間労働を指摘されることが多い。

 厚労省の業務・働き方改革の中間報告を29日に発表した橋本岳厚生労働副大臣は「生産性の向上に取り組んでいきたい」と述べた。


  • LINEで送る