独首相、米の温暖化議論「不満」 G7サミット閉幕後の記者会見で 

ドイツのメルケル首相=27日、タオルミナ(AP=共同)

 【タオルミナ共同】ドイツのメルケル首相は27日、イタリア・タオルミナでの先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)閉幕後の記者会見で、温暖化対策を巡る米国との議論について「非常に難しく、とても不満だった」と振り返った。貿易については「激しい討議の末、道理にかなった結論を出した」と評価した。

 メルケル氏は米国が地球温暖化対策のパリ協定に「残るのか、脱退するのかは現段階では不明だ」との見通しを示した。


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