フジ社長「回復の道筋つくれず」 6月退任の亀山氏 

フジテレビの亀山千広社長

 6月に退任するフジテレビの亀山千広社長(60)が26日、最後の定例会見に臨み、4年間の任期中に視聴率の回復を果たせなかった点について「社員の能力を最大限に発揮させる環境をつくれなかった。回復の道筋をつくれず責任を痛感している」と述べた。

 ドラマのヒットプロデューサーとして見せた手腕が期待されたが「作品をつくる緊張感と経営の緊張感は違った」と説明。自身と日枝久会長(79)の同時退任によって「会社の空気がいい方に変わると思う」と話した。


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