療養中の競走馬が初泳ぎ、福島 JRAプール開き 

復帰を目指し、初泳ぎする療養中の競走馬=26日午後、福島県いわき市

 福島県いわき市にある日本中央競馬会(JRA)競走馬リハビリテーションセンターで26日、けがで療養中の競走馬が復帰を目指してトレーニングするプール開きがあり、5頭のサラブレッドが初泳ぎした。

 この日は小雨が降り、水温は19度。馬たちは手綱を引かれ「ブルルッ」と鼻を鳴らしながら1周40メートルのドーナツ形プールを3、4周ずつ泳いだ。訓練後は温泉で体を温めた。

 馬のプール調教は、足に負担をかけずに筋肉を鍛え心肺機能を高める効果がある。10月下旬まで続けられ、一般の見学も可能。市内の主婦本馬美幸さん(48)は「つらそうだが早く良くなって走る姿を見たい」と話した。


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