亀田製菓の煎餅に金属片 食べた女児、口内にけが 

 亀田製菓(新潟市)の煎餅「ソフトサラダ」に繊維状の金属片が混入し、商品を4月に食べた宮城県の小学生の女児が口の中をけがしていたことが24日、同社への取材で分かった。

 同社によると、4月3日に女児側から申し出があり、混入が判明した。金属片は長さ12・3ミリ、直径0・3ミリで、調べた結果、工場の配管を洗浄するブラシの一部と分かった。女児のけがの程度は「ひどいものではなかった」としている。

 問題の商品は水原工場(新潟県阿賀野市)で3月13日に製造された。ほかの商品への混入は確認されず、原因も判明しているとして公表せず、同時期に製造された商品も回収しなかった。


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