2017年5月24日 09:07 | 無料公開
【ニューヨーク共同】米司法省は23日、排ガス規制を逃れるため違法なソフトウエアをディーゼル車に搭載し、大気浄化法に違反したとして欧州自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)を米裁判所に提訴した。米環境保護局(EPA)が発表した。 EPAによると、FCAは2014~16年型のスポーツタイプ多目的車(SUV)「ジープ グランドチェロキー」とピックアップトラック「ダッジ・ラム1500」の3000ccエンジン車計約10万4千台に、検査時だけ有害物質の排出を減らすソフトウエアを搭載した。 FCAは「司法省の提訴に失望している」との声明を発表。