2017年5月24日 01:30 | 無料公開
【マニラ共同】フィリピンのアベリヤ大統領報道官は23日、南部ミンダナオ島全土に同日夜、戒厳令が敷かれたと明らかにした。同島のマラウイでは政府軍と過激派組織「イスラム国」(IS)関連の武装勢力が衝突しており、治安維持が目的とみられる。 ドゥテルテ大統領とともに訪れているロシアの首都モスクワで語った。60日間有効としており、超法規的に軍や警察を出動させることができる。 ミンダナオ島の一部地域ではイスラム教徒が多く、イスラム系反政府勢力と政府との紛争が40年余り継続。反政府勢力の一部は、ISに忠誠を誓っているとされる。