2017年5月23日 19:07 | 無料公開
飲食店を集めたイベント「グルメンピック」の開催をうたって出店料を集めながら延期し、その後に自己破産した「大東物産」(東京)の債権者集会が23日、東京地裁であり、破産管財人が、同社が集めた出店料のうち3500万円が不明になっていると説明した。 管財人から集会で説明を受けた「被害者の会」弁護団によると、大東物産は東京と大阪で今年2月にイベントを開くと宣伝し、全国の約500店から計1億3600万円を集めたが、1月に一方的に延期を通知した。返金は500万円にとどまる。 被害者の会は、詐欺容疑での刑事告訴や返金を求める訴訟を検討している。