2017年5月23日 17:57 | 無料公開
日本百貨店協会が23日発表した4月の既存店売上高は前年同月比0・7%増となり、昨年2月以来、14カ月ぶりのプラスに転じた。全店ベースの売上高は約4527億円。気温上昇に伴い春物衣料品の売り上げが改善したほか、訪日外国人客向けも貢献した。 百貨店協会の担当者は「地方店もようやく明るい兆しが見えてきた。冷え込んでいた衣料品が売れるようになった」と説明した。こうした基調が続くかが今後の焦点だ。 4月の全国スーパーの売上高(既存店ベース)も5カ月ぶりに前年を上回った。