女子高生強殺の男に無期懲役 東京地裁「身勝手極まりない」 

 東京都江戸川区の自宅アパートで2015年11月、女子高校生を殺害し現金を奪うなどしたとして、強盗殺人と強盗強姦未遂の罪に問われた無職青木正裕被告(31)の裁判員裁判で、東京地裁は23日、求刑通り無期懲役の判決を言い渡した。

 島田一裁判長は「動機は身勝手極まりない。被告の欲望のため将来を絶たれた被害者の無念の思いは察するに余りある」と指摘した。

 判決によると、15年11月12日午後、アルバイト先の元同僚で都立高3年だった岩瀬加奈さん=当時(17)=を自宅に連れ込み、首を絞めて殺害し、乱暴しようとした上、現金約7500円と生徒証を奪った。


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