情報長官にも共謀否定を要請 ロシア疑惑でトランプ氏、米紙 

 【ワシントン共同】米紙ワシントン・ポスト電子版は22日、ロシア政府が米大統領選に干渉した疑惑を巡り、トランプ大統領が今年3月、自身の陣営とロシア側が共謀していないと表明するようコーツ国家情報長官とロジャーズ国家安全保障局(NSA)局長に要請したが、2人が拒否したと報じた。事実なら、大統領による司法妨害の疑いが一層強まりそうだ。

 トランプ氏には、共謀の有無を調べていた連邦捜査局(FBI)の捜査を否定する狙いがあったという。複数の米政府高官の話としている。

 トランプ氏は今月9日、コミーFBI長官を突然解任した。


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