2017年5月22日 22:13 | 無料公開
視察先で記者の質問に答える東京都の小池百合子知事=22日午後、東京都江東区
自民党の大西英男衆院議員(東京16区)が受動喫煙の防止策を議論した党部会で「(がん患者は)働かなくていい」との趣旨のやじを飛ばしたとされる問題で、東京都の小池百合子知事は22日、大西氏が自民党都連副会長を務めていることを踏まえ、「受動喫煙対策にストップをかけてきたのは自民党都連。(発言は)都連らしい」と批判した。都内の視察先で記者団に述べた。
都連と対立する小池氏は、がん患者や子どもが「吸いたくない煙を受けることに、もう少し敏感であるべきだ」と指摘。発言に関し「(都連で)そのような会話はしょっちゅう飛んでいる。たまたま外に出ただけ」と語った。