2017年5月22日 20:21 | 無料公開
北京の中国外務省で記者会見する華春瑩副報道局長=22日(共同)
【北京共同】中国外務省の華春瑩副報道局長は22日の記者会見で、山東省と海南省で3月に拘束された日本人男性6人について「中国で違法な活動に関わった疑いのある日本人6人に対し、法に基づいて調べを進めている」と述べ、拘束の事実を認めた。
千葉県船橋市の「日本地下探査」幹部は22日、6人のうち4人が同社の社員であると明らかにした上で「疑われる行動はない」と述べ、拘束理由とされる国家安全危害容疑に当たる行動はなかったとの認識を示した。4人は20~70代。
菅義偉官房長官は22日の記者会見で「邦人保護の観点から、在外公館などを通じて適切に支援を行っている」と述べた。