2017年5月22日 11:49 | 無料公開
名古屋城の外堀で捕獲された外来肉食魚「アリゲーターガー」=17日、名古屋市
名古屋市は22日、名古屋城の外堀で捕獲したワニに似た北米原産の外来肉食魚「アリゲーターガー」1匹を名城大(同市)に引き渡した。胃の内容物などから生態系への影響を調べるためで、名城大が同日夕にも解剖する予定。
名城大理工学部の谷口義則准教授(生態学)らが解剖し、結果は6月上旬にも判明するという。
アリゲーターガーは17日午後、仕掛けたわなに掛かっているのが見つかった。体長約1・4メートルで、少なくとも30キロはあるとみられ、市の「なごや生物多様性センター」で冷凍保存していた。
アリゲーターガーなどガー科の魚類は、2018年に特定外来生物に新たに指定される。