2017年5月22日 00:10 | 無料公開
21日、サウジアラビアの首都リヤドで、エジプトのシシ大統領(左)と会談するトランプ米大統領(AP=共同)
【リヤド共同】就任後初外遊中のトランプ米大統領は21日、サウジアラビアの首都リヤドでイスラム圏約50カ国の指導者を集めた会議を開き、テロ対策について「善の力が団結してこそ悪に勝つことができる」と演説で訴えた。過激派組織「イスラム国」(IS)などテロ組織の打倒に向け、米国が指導力を発揮して結束を強化する。
中東で北大西洋条約機構(NATO)のような枠組みを模索する取り組みの一環として、サウジやバーレーンなど6カ国による湾岸協力会議(GCC)首脳らとの会合を開き、テロ組織の資金源遮断で協力することなどで合意した。