米、サウジに12兆円武器輸出 トランプ大統領、初外遊を開始 

出迎えたサウジアラビアのサルマン国王と握手するトランプ米大統領=20日、リヤド(サウジ王室提供、ロイター=共同)

 【リヤド共同】トランプ米大統領は20日、就任後初の訪問国となるサウジアラビアの首都リヤドに到着し、サルマン国王と会談した。イランは地域の安全保障に対する脅威との認識で一致しており、米政府は、サウジを支援するため、1100億ドル(約12兆円)相当の武器を輸出することでサウジと合意した。

 サウジは軍艦や米軍の「高高度防衛ミサイル(THAAD)」などに関心を寄せており、今回の合意分を含め今後10年間で3千億ドル規模の武器輸入を目指すという。

 トランプ氏は8日間にわたる中東・欧州5カ国の歴訪を開始。トランプ氏は夫人とともに、空港でサルマン国王の出迎えを受けた。


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