東証小幅反発、36円高 円安と米政局でもみ合う 

東京証券取引所=東京・日本橋兜町

 19日の東京株式市場で日経平均株価は小幅反発した。円安進行や前日の米株高で買い注文が優勢となったが、ロシアによる昨年の米大統領選への介入疑惑を巡るトランプ政権への不安心理も強く、下落に転じる場面もあった。前日終値を挟んでもみ合い、終値は前日比36円90銭高の1万9590円76銭だった。

 東証株価指数(TOPIX)は4・72ポイント高の1559・73。出来高は約19億800万株。

 外国為替市場で円高が一服して1ドル=111円台で推移したことが安心感につながった。銀行や保険、証券の金融株が値ごろ感から買い戻された。


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