東証、午前終値は1万9523円 ロシア疑惑懸念で続落 

 19日午前の東京株式市場で日経平均株価(225種)は小幅続落した。ロシアが昨年の米大統領選に介入した疑惑を巡り、トランプ政権への先行き懸念が強まり投資家の積極姿勢が後退した。ただ、前日に米国株が上昇したことを背景に朝方は買いが先行する場面もあり、前日終値を挟んでもみ合った。

 午前終値は前日終値比30円59銭安の1万9523円27銭。東証株価指数(TOPIX)は1・16ポイント安の1553・85。

 ロシア疑惑に関し、トランプ氏が捜査当局に圧力をかけたと伝わり、今後の政権運営に対する不安が高まっている。経済政策の実現が遠のくとの見方から、売り圧力が強い。


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